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VBA 基本編

【4】ワークシート関数をVBAで使う

VBAでも使い慣れたワークシート関数を使えばすごく便利です。 セルの検索ではVLOOKUP関数のが最も早いと言われています。 書式は以下のようにWorksheetFunctionまたはApplicationを付けるだけです。 参考までにVBAにもRound関数があり、こちらでで四捨五入をしたつもりがうまくいきません。 小数部が0.5の場合一番近い偶数の整数になります。 Fix,CIntも単純に小数部を切り捨てる訳では有りません。

Debug.Print Fix(0.5)'結果 0
Debug.Print CInt(0.5)'結果 0
Debug.Print Round(0.5) '結果 0 四捨五入でない
Debug.Print Application.RoundDown(0.5, 0)'結果 0
Debug.Print Application.Round(0.5, 0)'結果 1 四捨五入
Debug.Print WorksheetFunction.Round(0.5, 0)'結果 1
Debug.Print Fix(1.5)'結果 1
Debug.Print CInt(1.5)'結果 2
Debug.Print Round(1.5)'結果 2 偶然四捨五入
Debug.Print Application.RoundDown(1.5, 0)'結果 1
Debug.Print Application.Round(1.5, 0)'結果 2 ちゃんと四捨五入
Debug.Print WorksheetFunction.Round(1.5, 0)'結果 2

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掲載情報

2009.1.20にフリーソフトであるGriffinEXCELテーブルとVBA2htmlが紹介された本が発売されました。この本のP99にHTML関連として紹介されています。