VBA　Hamster編

【3】テキストボックスで日付や数値を矢印キーで増減させる

当日やゼロのように初期値が存在する場合は、テキストボックスで日付や数値を上下の矢印キーで値を増減をさせると 便利になる場合も多い。これを実現するにはKeyDownイベントを利用して押されたキーコードとシフトキーが同時に 押されたかを判定する。
仕様は上矢印キーで＋１、下矢印キーで−１とし、シフトキーが同時に押された場合は10増減する。
尚、数字、日付にはエラーが無いことを事前にBeforeUpdateイベンでチェックしておく必要がある。

'■ 以下ユーザフォームに記述する。テキストボックス名：TB_日付
Private Sub TB_日付_KeyDown(ByVal KeyCode As MSForms.ReturnInteger, ByVal Shift As Integer)
　　Call YAKey(TB_日付, KeyCode, Shift, 1)　　'日付なので第三引数は1にする
End Sub

'以下標準モジュールに記述
'■
Sub YAKey(ob As Control, Ky As Variant, Sh As Variant, md As Long)
　　'引数md　数値:0 , 日付:1
　　Dim wv As Long
　　If Sh = 0 Then　　'シフトキーは押されていない
　　　　wv = 1
　　Else
　　　　wv = 10
　　End If
　　Select Case Ky
　　　　Case vbKeyDown
　　　　　　If md = 0 Then
　　　　　　　　ob.Value = ob.Value - wv
　　　　　　Else
　　　　　　　　ob.Value = CDate(ob.Value) - wv
　　　　　　End If
　　　　　　Ky = 0
　　　　Case vbKeyUp
　　　　　　If md = 0 Then
　　　　　　　　ob.Value = ob.Value + wv
　　　　　　Else
　　　　　　　　ob.Value = CDate(ob.Value) + wv
　　　　　　End If
　　　　　　Ky = 0
　　End Select
End Sub